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カネボウパワハラ事件(控訴審)

2013年

社内研修でコスチュームを着用する「コスプレ」を強要された女性が、精神的苦痛を受けた として、化粧品大手「カネボウ化粧品」の子会社「カネボウ化粧品販売」に勤務していた大分県内の女性が、社内研修でコスプレを強要された事件。

会社と当時の上司らに約330万円の損害賠償を求めた訴訟で、会社側が女性に謝罪し、和解金を支払うことなどを条件に福岡高裁で和解が成立。

1審・大分地裁判決では、研修会で、ウサギの耳の形などをしたコスチュームを着用させられたことについて、「正当な職務行為とはいえない」として、子会社側に22万円の支払いを命じていた。

和解条項には、子会社側が〈1〉精神的苦痛を与えたことに遺憾の意を表明する〈2〉再発防止に向けて社員教育を強化することなどが盛り込まれた。

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